泉坊 車寄せ
泉坊 車寄せ
元は男山山中にあった「泉坊」の車寄せ(玄関)は、伏見城の遺構で、扉に太閤桐の紋が付いており、京都府の登録文化財です。
泉坊 車寄せ
屋根上の唐破風瓦は、寛永の三筆が筆を執ったもので、「福」は近衛信尹、「禄」は本阿弥光悦、「寿」は松花堂昭乗の筆と伝えられています。
泉坊 車寄せ
泉坊 書院
泉坊 書院
この建物は泉坊の客殿で、小早川秀秋の寄進とも伝えられており、書院造りの建築様式は桃山時代のものです。
泉坊 書院
主室の間は玉座が設けられており、後陽成天皇、孝明天皇がしばしば行幸になり、この玉座の間に坐して、日の出の景を賞でられたと伝えられています。